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2009年大統領選・総選挙の結果

 総選挙委員会(KPU)は7月25日午前、中央ジャカルタ・イマム・ボンジョル通りの同委本部で大統領選(7月8日投票)の最終開票結果を発表、ユドヨノ大統領─ブディオノ前中銀総裁が7387万4562票、得票率60.80%を獲得し当選を決めた。総有効票は1億2150万4481票で、投票率は約72%。
 最終結果によると、次点はメガワティ前大統領─プラボウォ・スビアント元戦略予備軍司令官で3254万8105票で得票率26.79%、ユスフ・カラ副大統領─ウィラント元国軍司令官(ハヌラ党党首)は1508万1814票で得票率12.41%だった。
 ユドヨノ氏は、得票率60%以上、33州のすべてで20%以上の得票率を獲得。「全国得票率50%以上、かつ17州以上で得票率20%を獲得」との大統領選挙法(法律2008年42号)の条件を満たし、第1回投票での当選を決めた。

大統領選投票結果(7月8日投票)

1 ユドヨノブディオノ スシロ・バンバン・ユドヨノ
ブディオノ
73,874,562票
(得票率60.80%)
2 メガワティプラボウォ メガワティ・スカルノプトリ
プラボウォ・スビアント
32,548,105票
(得票率26.79%)
3 ユスフ・カラウィラント ユスフ・カラ
ウィラント
26,286,788票
(得票率12.41%)

総選挙結果(4月9日投票)

 総選挙委員会(KPU)は5月9日夜、4月9日に行われた総選挙の公式最終結果を発表した。投票率は前回の約84%を大幅に下回る70.99%。国会議員選挙では、ユドヨノ大統領を擁する民主党が148議席(得票率20.85%)を獲得し、2001年の設立から2度目の選挙で第1党に躍進、ユドヨノ大統領再選への追い風となった。現在最大与党のゴルカル党は108議席(同14.45%)で2位、最大野党の闘争民主党は93議席(同14.03%)で3位となり、議会運営に大きな影響力を持ってきた両党が16─20議席減らした。今回から適用される「国会選挙で2.5%を獲得できなかった政党は国会政党となれない」との総選挙法(2008年法律第10号)の新規定をクリアした政党は9党。前回選挙の国会政党17党からほぼ半減した。

順位 政党名 得票数 得票率 議席数(前回比)
1 民主党 21,703,137 20.85% 148(+91)
2 ゴルカル党 15,037,757 14.45% 108(-20)
3 闘争民主党 14,600,091 14.03% 93(-16)
4 福祉正義党 8,206,955 7.88% 59(+14)
5 国民信託党 6,254,580 6.01% 42(-10)
6 開発統一党 5,533,214 5.32% 39(-19)
7 民族覚醒党 5,146,122 4.94% 26(-26)
8 グリンドラ党 4,646,406 4.46% 30(※新党)
9 ハヌラ党 3,922,870 3.77% 15(※新党)